生地がべたつく

パン生地をこねているとき、生地がべたついてどうしようもないときどうすればいいのでしょうか?

原因と解決策は以下のようになります。

  1. こねが足りなく、グルテン不足
    よく、こねていくと、グルテンが生成され、だんだんまとまっていきます。 手にべとべと、こね板にべとべと、つきますが、気にせずこねてください。
  2. 室温が高い(バター)
    バターは20℃で柔らかくなりはじめ、30℃付近で溶け出します。つまり、室温が30℃近い場合、 バターによってどうにもならなくなります。バターが多く入るレシピは、夏には対応が必要です。バター生地が25℃を超えないようにしてください。 しかし、ある程度こねると、グルテンでまとまりは出てきますが、生地は柔らかいです。
  3. 湿度
    湿度によって、小麦粉の水分量がおおくなって、多少はべたつく可能性がありますが、誤差の範囲ではないでしょうか?
  4. レシピ
    レシピのミスか、そういうレシピか。あまり気にしないで、開き直るのも、経験です。 生地が柔らかいながら、工程をすすめてください。次作るときは、水分を少なめに。
  5. 最終手段
    どうしようもなければ、粉を足す。しかし、一番注意しなければいけないことは、迷いです。 あれ、これ、としていくうちに、何もわからなくなってしまいます。粉を足した場合、きちんと混ぜてこねてください。

パン作り用語集

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