パンを作るには発酵が欠かせません。 発酵をうまく行うには温度管理が重要です。天然酵母のパン作りは、ある一定の温度で、長時間キープすることが重要です。 さまざまな温度管理方法があります。

しかし、天然酵母で作る場合、とくに気にせず作るのがいいのかもしれません。 その日の気温に合わせそれなりにもつくれます。 発酵時間が長いので、適正範囲もある程度あります。 膨らんだので、焼き、ふくらみが足りないのでもう少し、ほったらかし。 そんな感じでも、それなりにできます。スローで行きましょう。


発酵器を使用した一次発酵

温度管理は発酵器がすべて行ってくれるので、一番簡単で正確です。失敗もありません。 湿度も適切に管理してくれます。 もちろん二次発酵も発酵器で、できます。 発酵器で行うには、ただ発酵器を買うのみです。パン作り機材ページ参照です。


ヨーグルトメーカーを使用した一次発酵

温度管理できるヨーグルトメーカーなら、こちらも簡単です。 ヨーグルト作成用の容器に入れるので、乾燥を防げます。 容量が1リットルぐらいなので、500gの粉ぐらいまで発酵できると思います。 しかし、成形した後の二次発酵には使えません。温度調整できるヨーグルトメーカーはパン作り機材ページ参照です。
一次発酵前一次発酵後


オーブンでの一次発酵

オーブンについた発酵機能で発酵をさせます。温度管理はできますが、細かい温度が設定できません。 また天然酵母のパンを作るために6時間ぐらいの長時間発酵することができません。タイマーがそこまでしていできません。 また、 イーストで作る分には十分かもしれませんが。 また、二次発酵もオーブンで行うと、焼成において、オーブンを予熱している間に、発酵がさらに進んでしまうため注意が必要です。



こたつでの一次発酵

温度調整が、弱、中、強で設定できます。問題点は冬のみ使用できることです。


クーラーボックスでの一次発酵

結構めんどくさいです。温めるための、温度調整したお湯を用意する必要がある。 その温度調整がめんどくさい。また、お湯がこぼれないように注意しなければならない。 また、発酵状態を確認するため、ふたを開けるたびに、温度が低下してしまいます。 最終的に決まった温度の管理ができず、困ってしまいます。


お湯で温めて一次発酵

イーストではできますが、天然酵母の場合は、そこまで時間がもちません。 クーラーボックスでもそうですが、お湯をきちんとした温度に温めるのが、難しい。 すぐさめるし。


室温での一次発酵

エアコンをつければ、温度が一定に管理できるため、いいと思いますが、30℃にできないので、 発酵に時間がかかります。エアコンの設定温度ではなく別の温度計で20℃前後で、キープすれば、いいと思います。 温度に合わせて発酵時間を調整してください。気長な人、こだわりの無い人は、お金も労力もかからないので、いいかも。


パン作り用語集

一次発酵の関連用語( 低温長時間発酵法

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